郡司喜平治作『荻野流壹貫目青銅砲』
下関戦争で使用された長州藩の大砲は、戦利品として連合軍に持ち去られました。その数は、イギリスの資料によれば62門にのぼります。これらの大砲の多くは、溶かされたり、紛失したとみられています。しかし、作家の古川薫氏などの熱心な探索により、参戦した各国にその一部が残されていることがわかっています(イギリス-ロンドン大砲博物館、フランス-パリのアンブリッド軍事博物館、アメリカ-ワシントン海軍基地、オランダ-アムステルダム国立美術館)。このうちフランスパリのアンブリッド軍事博物館にあった一門は、関係者の尽力により貸与のかたちで里帰りし、現在、下関市立長府博物館に展示されています。〔図16〕また、壇浦砲台が設置された関門橋付近の海沿いにあるみもすそ川公園には、筒先を関門海峡に向けた長州砲のレプリカが並んでいます。〔図17〕
《長州の科学技術 第3号 長州砲特集》 https://hagilib.city.hagi.lg.jp/hagilib-archive/image/119.pdf
原始链接https://www.douban.com/note/768545174/?_i=358902596dqMzG,358903396dqMzG
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